今日、鳴子温泉鬼首で「農家と語る“よく生きる”」と題したフォーラムが開催されました。その中で、鳴子の米プロジェクトを指導してきた民族研究家の結城登美雄さんが「今の米価では、お米を作ることの時給は179円で、1俵24000円だとしても時給400円ほどにしかならない。」という話題を提供していました。また、「農村生活では“嬉しい”や“楽しい”が大切だ。」とも話しておりました。

再生産が可能となる生産費が補償されればいい、という考え方もあるようですが、私は農業を通じて“嬉しい”“楽しい”を実感できることが大切と思っています。生産費だけが補償される農業ではなく、“嬉しい”“楽しい”と共にある農業を目指していきたいと思いました。

宮城県議会議員 中島源陽