髙橋克彦著の「風の陣」全五巻の最終盤に読み進んできました。時の朝廷の蝦夷への屈辱的な討伐命令に対して、蝦夷の行く末を考え抜いての決起がいよいよ決行されようとしています。

約1200年前とは言え、朝廷はなぜにあそこまで東北の人々を蔑む必要があったのか、心痛む思いになります。一方の、蝦夷の皆さんこそが極めて人間らしく暮らしていたのではないか、呰麻呂や阿弖流為に会いたくなりますね。

ドキドキの 中島源陽