本日の県議会本会議において、女川原発の稼働に関する県民投票条例の採決が行われ、賛成少数で否決となりました。私は、①賛成・反対のみの選択肢では県民の皆さんの多様な意見を反映できないこと、②女川町と石巻市の立地自治体と県全体の意思が違った場合も想定され、その場合に民意が民意を否定する可能性があること、という立場で反対しました。

県議会としても、代表質問、一般質問、43年ぶりの連合審査、委員会審査等において、しっかりと賛成・反対の立場からの意見を受け止め合いながら、最終結論に至ったものと思います。今後も、自らの論点整理と県議会としての熟議に汗をかいていきたいと思います。

宮城県議会議員 中島源陽