東日本大震災が発生して14回目の3月11日を迎えました。私は、化女沼での鎮魂の桜の植樹に参加させて頂きました。その中の挨拶で「依然話したことのある、津波にのまれて泥だらけになったチェロを再生して、チャリティーコンサートを続けている土田英順さんが、ある方のご縁で、仙台市荒町商店街でチェロコンサートをすることになりました。

そこまではあり得るお話しなのですが、その荒町にあるお寺が大船渡に住んでいた元々のチェロの持ち主の菩提寺で、そこに眠っていることを後で知りました。こんな偶然があるのか、と思いましたが、いや、つながっているんだと思いました。ということで、鎮魂の桜も、春になれば、必ず東日本大震災で亡くなられた方々も天界から降りてきて、花見をしてくれているのだと思います。」とお話をさせて頂きました。

黙とうを捧げた 中島源陽