今日、保健福祉委員会で船形コロニー(心身障害者援護施設)を訪れて、そこを管理運営している宮城県社会福祉協議会の皆さんと現場職員の皆さんと、そして障害を持つお子さん方を預けている保護者や親族等で組織されている育成会の皆さんが一同に会しての説明と懇談の場がつくられました。このことは、今議会において、育成会の皆さんから県議会議長宛に「船形コロニー解体宣言や知的障害者施設解体宣言に基づく障害者の地域生活移行を拙速に行わないでほしい」旨を主とした陳情書が出されたことにより、議会の所管委員会として現地調査を行ったということであります。
両者のお話を聞いて最も驚いたことは、「平成14年に船形コロニー解体宣言が発せられるまで、その宣言について、当事者である障害を持つ本人とその家族にはまったく知らされていなかった。」ということでありました。宣言以降、県社協側は入所者の地域生活移行を着々と進めているわけでありますが、当事者と家族の不安は募るばかりで、その象徴として今回の陳情書になったのだと思うのです。
何よりも、地域生活という理念を押し付けることなく、現場(当事者)の思いを大切にした宮城の福祉をつくっていきたいものであります。
宮城県議会議員 中島源陽
