ある建設業の会社にお邪魔したときに、「ここ5年、県事業を受注していないんですよ。」と言われました。当然、あまりに落札額が低すぎて、割りにあわないので、入札自体を控えているのだそうです。 
 民間の仕事を中心にして、公共事業を受けないで経営を続けていくことは大変なご苦労があると思うのですが、改めて入札のあり方について考えさせられました。「低ければいい、安ければいい」という価値観だけでない、例えば長い年月を使っていくものを作るとした時、それは単に値段が安いという今だけの価値観ではなく、どれだけしっかりとした状態を保ち続けることができるのかという、未来への価値感も大切にしたいと思いました。

宮城県議会議員 中島源陽