私は10年前にあるミュージカルに出演しました。私が出演したのは、平成7年の宮城県東北学おこし事業という圏域ごとに実施する事業で、「大崎ワンダフルストーリー・パワーオブラブ」というミュージカルでした。
 当時一緒に出演した小学4年生だったある子が、その後仙台にあるSCSミュージカル研究所に所属していて、今回めでたく劇団四季に入団することになりました。「おめでとうございます。」
 県の事業としては、その時限りの事業だったのですが、その時に蒔かれた種は10年の歳月を超えてしっかりと花を咲かせてくれました。また、その子と一緒に踊っているSCSの小中高生にとっては、最高の目標でありますから、今度は自分自身が種を蒔いていることになります。夢はこんな風に長い時間をかけて、じっくりとじっくりと育っていくものであり、県としても目先だけを追うことなく、10年後に夢が花開くことを見据えていきたいものであります。
 「加子さん、劇団四季でものびのびと頑張ってください!」

パワーオブラブの大崎家おじいさん 中島源陽より