8月19日に「地域医療調査特別委員会」、8月20日に「産業経済委員会」が開催されました。以下に、それぞれの委員会内容の概要を報告します。
<地域医療調査特別委員会>
 この委員会は、へき地医療の充実と自治体病院における医師確保の問題について調査し、県政としての医療政策を提言するために設置されました。まず、県保健福祉部より、宮城県における医療の全般的な課題と医師確保の問題について、報告を頂きました。本県の場合は、医師が仙台圏に集中し、地方における医師不足が顕著であるという実態が示され、特にこの問題について、県としての強い姿勢を持って、その改善に当たるべきであるという発言が多くありました。次回は、委員間討議を中心として議論を深め、問題点の整理をしていくこととなりました。
<産業経済委員会>
 まず、産業経済部長より、最近の県経済等の動きについて報告がありました。今年の水稲出穂状況国際コメ年記念フォーラム宮城大会公社等外郭団体改革計画宮城県CLO中国・大連商談会東北フェアin上海宮城の温泉、等々。それぞれに各委員より質問等があり、質疑を深めていきましたが、私は所管事項のところで、「本県の夏の観光」について、質問をしました。好天に恵まれて全体的ないり込み数は増加したようですが、全てが増えているわけではないと思うので、その辺の分析をしっかりして頂きたいことを要望しました。また、山梨県清里のフィールドバレエの話題を例として、また、宮城県と人口規模ではほぼ同規模の長野県では、一年間の観光客の入り込み数が本県2倍の約1億人であるということを例として、やはり自然の魅力は勿論ですが、一流といわれるソフトの魅力もまた今後育てていかなければならないと考えますが、いかがか?ということで、部長の前向きな答弁を頂いたところであり、今後に期待したいと思っています。
※今後は、委員会で質疑できなかった項については、各課を回って意見交換していきたいと思っていますので、その内容についても、適宜このブロッグで報告します。今後とも宜しく!

宮城県議会議員 中島源陽(もとはる)