昨日、8月21日、古川市を中心とした1市6町の合併調印式が開催されました。これまで1年数ヶ月に及ぶ合併協議会での議論を経て、この日にたどり着いたわけであり、関係の皆様のご尽力に心から敬意と感謝を表したいと思います。本当にご苦労様でした。
 ただ、問題はこれからであります。この調印は協議が整ったということの意味であり、これから各市町議会で議案として可決されなければ、この調印も意味を持たなくなるわけであります。色々な思いや心配があることも事実でありますが、ここまでの協議を重ねる中で、新市という新たな枠組でまちづくりを進めようという機運が醸成されたことも,
また事実と思います。
 ことが大きく動くとためには「時熟」していることが大切なのではないでしょうか。今、正にこの合併は「時熟」の時を迎えていると考えます。今の時流の中で、地域としては「進むも不安、退くも不安」とうのが、正直なところかもしれません。であるならば、進む中から新たな英知を結集することで、未来への光を見出していきたいものです。9月1日の各市町議会での、合併推進に向けた勇気ある決断を期待しております。

宮城県議会議員 中島源陽(もとはる)