大崎市にとって何が一番の基盤なのかと言えば、迷うことなく「農業」と言えるのではないでしょうか。よく「大崎耕土」とも言われるのですが、この耕土から生み出されるものは食べ物であり、この食べ物が私たち大崎に暮らす人々の命を守っているのだと思います。
 私はこの「農」と「食」を大切にすることが大崎らしさの最たるものであり、大きな魅力であり、可能性であると思います。大崎市は都市化することを目指してきたこれまでの膨張志向のまちづくりではなく、「農」と「食」を土台にした、大地に感謝する価値観を共有するまちづくりができるはずであります。大いに期待したいと思います。

宮城県議会議員 中島源陽