「岩出の郷」は岩出山町内にある特別養護老人ホームです。54名の高齢者の方が入所されており、4つのユニットに分かれての「ユニットケア」方式を取り入れた形で運営されておりました。昼食時間前だったので、多くの皆さんが食堂に集まっていました。職員の方々が一人ひとりに声をかけながら、楽しい雰囲気が食堂を包んでいるようでした。
また、隣りのケアハウス「水の邦」では、食事の提供を受けながら、20名の方々がほぼ自立した生活を送っておられました。ただ、印象的だったのは、施設長さんが「今日は県議会議員の中島さんが来てますから、何か困ったことや、お願いがあれば何でも言ってくださいね。」と声をかけたのに対して、ある方が「ここは食事も心配ないし、何も困ったことはありません。でも、することがないのが大変です。」という趣旨の答えを返してくれました。
壁には、入っている方々が作ったという鶏のパッチワークが色紙の上に飾られていましたが、勿論全員の方が作っているわけではないそうで、一人ひとりにとっての生きがいをどう生み出していくのかという根本的な課題こそが、本当の意味での課題なのだと痛感した出会いとなりました。
宮城県議会議員 中島源陽(もとはる)
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