ある方より、行政施設の補修をすると、感性が欠落したまま、正に予算の単なる執行になっている例がある、との指摘を頂きました。一例として、左右対称の施設の片側が違った素材で補修されてしまったようで、左右別々の靴下を履いているようなものです、とのことでした。

建物には、必ず建設時の設計思想があり、その事をしっかりと踏まえた補修や改修が必要なのだと思います。そうした感性を大切にする行政であってほしいものですね。

唸った 中島源陽