皆さんは「きつね森王国」を知っていますか?鳴子町鬼首地区に開国したばかりのほやほやの国であります。そのきつね森で昨日新年会が開かれるということで行って来ました。
 きつね森にはみんなで作った「こんこんかん」があり、辺り一面雪・雪・雪の中をしばらく歩いて辿り着きます。中は巻きストーブが焚かれており、ぬくもりのある温かさと共に、しっかりと内風呂をたいて盛り上がっていました。その中であるおじいさんが「ここにはたくさんの雪が降った。これだけ降れば、この春の水は心配ねえ。んだげど、里の人があんまり山を大事にしないんなら、こっから流れる水を止めでやっか。」と言って、隣の人が「そんな、流れる水を止められるわげねえべっちゃ。」と言い返し、結局みんなで大笑いとなりました。
 しかし、本当は笑えない話だと思いました。当たり前のように流れていく水も、実は山が木々によって守られてこそ、静かに静かに流れていくものであり、山がまる裸であったなら、水は一気に流れ去っていくことでしょう。おじいさんの「止めでやっか」という思いをしっかりと受け止めて、自分たちは何ができるのかを考えていきたいものであります。

宮城県議会議員 中島源陽