しばらく前に、大崎市鳴子にある福祉作業所にお邪魔していたので、今日も久々に行くと、お世話している方より、「前回、中島さんが来た次の日に、ある会社より委託されていた電子部品の組み立てをする作業台が、『作業委託はもうできない』ということで、持ち返られてしまったんです。」との話を頂きました。

働く対価として、企業より少しでも工賃を頂くことが大きな励みであったということであり、福祉施設もこの不景気の波の影響をもろに受けていることの現われと思いました。現在もいろいろな小物を作っている毎日であり、何とかその品々を売る機会が欲しいとのことでした。ここにもまた、県としての英知を発揮したいものです。

宮城県議会議員 中島源陽