昨日の予算特別委員会で、来年度の予算編成方針についての質疑が行われました。その中で、今話題の「TPP」についても取り上げられ、知事の見解が求められました。知事の回答は国に対して慎重な対応を求めるという趣旨であり、TPPに反対するという趣旨の回答ではありませんでした。

この「慎重な対応」をどのように解釈すればいいのか、一体どのような対応が慎重な対応なのか?私としては整理がつかないという思いで質疑を聞いていました。正に、慎重なる対応の先にどんな日本の姿を、日本の農村や農業や食糧の姿を描くのか、しっかりと議論していきたいと思います。

宮城県議会議員 中島源陽