今回の宮城県の補正予算の中で、肉用牛の放射能測定する予算が計上されています。全頭検査をすると宣言してきた宮城県としては当然の予算措置でありますが、検査費用について、汚染されたわらを食べさせていない農家が出荷する肉用牛の1頭目は県費で、2頭目からは半額自己負担となり、その半分を県が助成するとされています。

「えっ!」と私は思いました。「助成」ということは、本来全額を負担すべきところを県が半分支援するということでもあると思います。根本原因がはっきりしている中で、なぜ農家が負担を求められるのでしょうか?更なる知恵がないか、じっくりと考えてみたいと思います。(本日、宮城県の肉用牛の出荷停止が解除になりました。解除に向けご尽力頂いた皆さんに感謝したいと思います。)

宮城県議会議員 中島源陽