旭山動物園の前園長の小菅正夫さんのお話を聞く中で、カバのメス“ザブコ”とオス“ゴン”のお話はとても心に残りました。毎年のように繁殖するので、ある時期別々の飼育室で飼っていると、毎日お互いに鳴き声で声を掛けあっていたそうです。ある時、工事の関係上どうしても一緒にしなければならない時があって、水の中でしか交尾ができないので、(当時は真冬で水槽には水を入れていなかったそうです。)二日間だけ一緒にしたことがあったそうです。すると、数か月後にはしっかりと子カバが生まれたとのことでした。
誰も交尾の瞬間を見てはいないのですが、陸上での交尾は今でも信じられないとのことでした。動物が生きることの意味は「命をつなぐこと」なのだということをザブコとゴンに教えられたとのことでした。
命の意味を感じた 中島源陽
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