精神科医の香山リカさんのお話を聞く機会があり、要旨としては、「診療を受けに来る最近の子供たちの多くは、『自分はいなくてもいい存在だ』とか、『自分は他の人に認められていない』というように、自分を肯定できない子供が多い」ということでした。

その原因を辿っていくと、大人に、親に、たどり着くのだそうです。大人に、親にゆとりがないので、子供をしっかりと認めて、肯定してあげられないのではないか、との指摘でした。大いに自分を振り返ってみたいと思いました。

講演に頷いた 中島源陽