揮発油税の暫定税率維持を含む租税特別措置法改正案が成立しないと、宮城県では総計655億円もの減収になるとの試算があります。そうなると、仙台北部道路や三陸縦貫自動車道等の完成が大幅に遅れるとのことでした。  一方では、暫定税率を廃止して、ガソリンの値段を25円ほど安くした方がいいとの考え方もあるようですが、私は「蟻とキリギリス」の童話をふと思い出しました。やはり蓄えるところはしっかりと蓄えて、道路整備の遅れている地方にしっかりと活かしていくことが大切ではないかと思いました。

宮城県議会議員 中島源陽