今日的には、下水道が普及していくことは誰しもの願いでありますが、この下水道の処理において、最終的に出てくる汚泥が、産業廃棄物処分場への廃棄量の中でかなりの割合を占めていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。つまり、産業廃棄物処分場がこれから何年の利用可能な残余年数を持つのかを大きく左右するのが、この下水道処理からの汚泥であるということであります。
 宮城県では、小鶴沢処分場の残余年数が12~13年と言われています。この処分場では廃棄される量の約45%がこの汚泥であります。現在は、焼却してからその灰を埋め立てる方法と、そのまま埋め立てる方法、そしてほんの僅かでありますが、有機質の素材として活用する方法等がありますが、焼却では多量の燃料を投じて燃やすという難点、そのまま埋めるのは処分場の多くの容積を必要とする難点があります。今後は、現在最も割合の低い有効に活用する方策を追求していくことが不可欠であります。
 今回、県議会政務調査課を通じて、全国のこの件に関しての状況を調査していただくことにしました。調査結果がまとまり次第、また報告いたします。

宮城県議会議員 中島源陽(なかじま もとはる)