今日、多賀城市にある宮城県の仙塩流域下水道仙塩浄化センターを訪れ、下水道から出てくる汚泥の焼却プラントを視察しました。全体としては、大変大きいもので、総工費68億円ということでした。1日当たり110トンの汚泥を処理する能力があり、点検の期間を除いて、年間約300日24時間で稼動していました。
当施設は、瀬川流域(4町)・仙塩流域(3市2町)・吉田川流域(3町1村)・阿武隈川下流流域(5市6町)の汚泥処理を処理しており、今後も下水道人口の増加と共に、処理量は増加する見込みとのことでした。
汚泥を焼却することにより、その量は約10分の1になり、それだけ最終処分場に捨てられる量が減ることになり、大きなメリットがあります。「問題は化石燃料を使って燃焼させること」と思っていたのですが、実際は汚泥を発酵させることによってメタンガスが発生し、このガスを使うことで汚泥を燃焼させているということでありました。ただ、搬送・送風等のために電力を使うという点では、やはり間接的には化石燃料の恩恵に預かっていることも事実であります。
下水処理の問題と産業廃棄物処分場の問題は深くつながっていることを改めて実感することができました。今後とも、感心を持って調査研究していきたいと思います。
本日、対応を頂いた宮城県南部下水道事業所の佐々木所長さん、高坂次長さん、ありがとうございました。
宮城県議会議員 中島源陽(なかじま もとはる)
