今日、8月15日、鳴子町の成人式が開催されました。私はこれからの次代を担う若者への期待を込めて、二つのお話をもって、祝辞としてきました。
 一つ目は、山梨県清里でのフィールドバレエを見てきことですが、そもそも鳴子町内での講演会で清里のフィールドバレエのことを聞いて、是非行ってみたいと思ったことがきっかけなのです。清里は戦後アメリカ人のポールラッシュという人が地域の中心として、地域づくりに深く関わってきたところであり、彼が残した100の言葉の中で特に「DO YOUR BEST, IT MUST BE FIRST CLASS」つまり「最善を尽くせ、そして一流を目指せ」という思いを込めてくれた言葉があります。その一流の一つの実現が、この「清里フィールドバレエ」なんだということを実感してきました。数十年前に言い残された言葉が、しっかりとこの地域の中に息づいていることに驚きと嬉しさを感じました。そして、何よりも開会の挨拶がお客様・支えてくれる地元の人々・出演者を初めとした関係者の方々への御礼の思いに尽くされていたことに、改めて「感謝」することの大切さを学んだ思いでした。どうか新成人の皆さんにもこの感謝の気持ちを忘れることなく、自分なりの一流を目指して人生をまい進していただきたいと思います。
 二つ目は、自分のふるさとを心にしっかりと刻んで欲しいということです。例えば、川東の生活センターの隣には集落の共同浴場がありますが、それは皆さんにとってはどこにでもある普通の光景かも知れませんが、鳴子町以外では普通あり得ない贅沢なことであるということを忘れないでほしいのであります。私自身は、中学3年の時に、当時の担任の先生から、学校キャンプをしていた時に、食べ残しの残材を片付けていて、「そういう、人のいやなことを進んですることは大切だよ」と、言われたことが今の自分にとってかけがえのない大切な指針となっています。是非皆さんの一人ひとりの思い出の中にある、そのような原体験を大切にして頂きたいと思います。
 125名の新成人の皆様の前途洋洋たることを祈念しております。

宮城県議会議員 中島源陽(なかじま もとはる)