本日、私の所属する「産業経済委員会」の県内調査がありました。まず、宮城県畜産試験場に伺い、試験場の概要について説明を受け、その自由に意見交換をさせて頂きました。その中で、特に牛と豚の精液の問題が話題となりました。現在の畜産を左右するのが、いわゆる遺伝的能力であり、その最たるものが精液であります。どんな精液が農家に配布されるのかということは、畜産農家にとってその経営に直接影響を与える要因でありますので、非常なる関心事であります。残念ながら今の供給体制は、必ずしも農家の要望に十分に応えているとはいえないのが現状であり、今後の体制強化と研究に対する新たな発想が求められるものと強く感じてきました。
 畜産試験場の果たすべき役割は本県の畜産振興にとってかけがえのないものでありますが、今後もその試験研究成果を現場の中に十分に還元していくためには、研究機関と現場である農家との連携・協力がこれまで以上に必要であると思います。今後、益々の一体感ある試験場運営を期待いたします。
 その後、南郷町にある「グリーンウエーブ」というみずなとトマトを中心としたハウス経営の会社と鳴瀬町の海浜緑地の松くい虫被害の現状と対策状況について現地研修をしてきました。「グリーンウエーブ」の現状からはこれからの企業的農業の姿を実感させて頂きました。また、松くい虫の被害については、まったく想像以上の被害に言葉もなかったのですが、抵抗性品種の松を植えているという地道な対策が数十年後の松林を想像させてくれました。
 それぞれの調査地において対応頂いた多くの皆様、ありがとうございました。

宮城県議会議員 中島源陽(もとはる)
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