今日、千葉大学でユニバーサルデザインと感覚に関しての学生を対象にしたミニ発表会が開催されました。私は岩出山町の感覚ミュージアムについての事例発表者として参加をしました。その時の発表者の一人に全盲の高橋さんがいました。高橋さんは仕事や旅行等でよく海外に行かれるそうであります。特に、海外で電車やバスを使って、友人宅に行くのに1メートルも一人で歩かなかったと言ってました。つまり、殆ど誰かが声をかけてくれて案内をしてくれたそうです。しかしながら、社会基盤として一人でも移動できるようなハード整備は必要だとも言っていました。
また、目が見えないために、音を頼ったり、匂いを頼ったり、または風を頼ったり、と目の見える人の生活では登場しない要素が大切にされていました。更には、道路で人に声をかける心がけとして、急いでいる人には声をかけない、仲間で歩いている人に聞く、自分の進みたい方向と同じ方向に進んでいる人に聞く等々のことを常に考えているとのことでした。目が見えないということが人間の思考や感覚に多様な影響を与えているんだなあと改めて感じてました。
どこかで、白い杖をついて立ち止まっている人を見かけたら、私たちから声をかけてあげたいものですね。
宮城県議会議員 中島源陽
