聾学校は聴覚支援学校へ、盲学校は視覚支援学校へ、養護学校は支援学校へとその校名を変更することについて県教育委員会は検討をしています。昨日、子どもさんを聾学校へ入れている、あるお父さんとお話しをさせて頂きました。

お父さん曰く「校名を聴覚支援学校に変えても中身が何か変わるわけでもないのに、何でわざわざ変える必要があるんだ?まったく意味もなく無駄な経費をかけることと同じではないか!そんなお金があるんなら、中身の充実にかけてほしい!」と厳しいご意見を頂きました。

私は率直なところ「支援」という言葉に何となく違和感を感じているのですが、「経費」という視点での考え方も説得力があるなと思いました。国が「特別支援学校」を定義づけしたとしても、地方分権を志向する本県であれば、宮城県独自の考え方をもってもいいのではないでしょうか。

宮城県議会議員 中島源陽