先日のある新聞記事に「学生時代に部活動や社会参加活動等をしている人ほど、ニートになる比率が低い。」という調査結果が記されていました。やや頷けるような気がしました。
 しかし問題はその後であります。ではどうしたら、子どもたちが部活動等を積極的に取り組む環境をつくっていけるのか、という点であります。このことをどんどん掘り下げていくと、高校生は中学生時代に、中学生は小学生時代に、小学生は親に起因しているように思えてなりません。勿論、全てがそのような因果関係で結びつくわけではありませんが、大いに関係はあると思うのです。部活動という視点だけではなく、「好きなこと・大切なこと・やりたいこと」という視点でもいいので、たくさんの出会いをつくってほしいと思います。

宮城県議会議員 中島源陽