今日の「こだっつの会」では、水田の基盤整備に係る低入札の影響を受けて、農業者側がその田んぼを実際に使う段階において、並々ならない苦労を強いられたというお話しを頂きました。つまり、赤字すれすれ、または赤字覚悟での入札のために、十分な配慮をした工事とならず、結果として使う段階で不具合等が見つかっても、どうにもならないということでした。
 入札は確かに安い方はいいのですが、実際に使っていくということを考えると、限りない低入札の競争ではなく、よりよい品質を、よりよい仕上がりを重視した入札のあり方も、しっかりと考えていくべきと感じました。

宮城県議会議員 中島源陽