色々な玄関があります。特に、最近の玄関には、「ピンポーン」のチャイムがついています。それはそれで便利なのですが、ちょっと、悲しい感じもしました。
 つまり、鍵がしっかりとかかっていて、外からは中が見えなくて、中からは「どちら様ですか?」との声がする玄関なのです。現代社会では普通の光景なのかもしれませんが、よく考えれば、玄関に来る人を「生悪説」で捉えるような気の抜けない社会になったということなのかもしれませんね。
 「ピンポーン」のない昔の社会を思い出してみたいですね。

宮城県議会議員 中島源陽