昨日から、再び国の事業仕分けが始まりました。その中で、米の備蓄制度に関しての議論がありました。国として買い取った価格と、売り払った価格の差損はどれほどか?との質問に始まり、結局は1~2割の予算の減額を求める結論に至ったようでした。

備蓄米の制度が国民の食料の安心にどれほどの役割を果たしているのか、はたまた平成5年の大冷害をお忘れなのだろうか、まったく表面的な目先の損益のみに終始した議論であると思いました。しっかりとした本質的な議論を望みたいと思います。

食の不安を感じた農家 中島源陽