今日、感覚ミュージアムの職員が2年をかけて臨床美術士4級を取得して、そのお披露目を兼ねての体験会が開かれました。私も初めて「さつまいもの量感画」に挑戦しました。さつまいもを切って、中の色合いを確認して、イメージとして中の部分から書き始めて、どんどん色を重ねていくという画法でした。

認知症にも一定の効果があるとされている臨床美術で、その基本が量感画ということであり、私の描いたさつまいもも何とか平面よりは少しふくらみがあるようにも見えました。上手い下手ではなく、その作成中のプロセス自体に意味があるとのことで、私たちも書いている間は夢中でり、その間がとてもとても楽しかったです。次年度以降、感覚ミュージアムの臨床美術講座、ワークショップ等にご期待ください。

初挑戦の 中島源陽