昨今の米政策では、「増産」がキーワードになっていると思います。しかしながら、単純に食用米を作る面積が増えればいいのかというと、決してそうではないと思います。その増産した分では何を作っていたのか、ということが大きな問題だと思っています。
麦や大豆、飼料用米や飼料用のホールクロップサイレージ、加工用米や輸出用米、酒米等、様々な作物が作られていたはずであります。そうした点を踏まえると、食料自給率という視点、食料安全保障という視点、特別なニーズという視点、価格の安定性という視点等、多くの視点を土台にして、さらに深く米政策を考えていきたいものです。
考え中の 中島源陽
コメントはまだありません