昨日の臨床美術体験において、講師の方が「臨床美術の活動を取り入れたからといって、全ての人が認知症を改善できるということではありません。むしろ、臨床美術の体験そのものが、その人の人生にとって楽しく、充実して、自分を表現する時間となることに意味があるのではないでしょうか。」と話していました。

何かすぐに改善という成果を求めがちな世の中ですが、長い人生の中で、そのような時間を過ごすこと自体に価値があるということだと思いました。少し、臨床美術に対するとらえ方が広がった体験となりました。

考えを広げてもらった 中島源陽